クモ蟲画像掲示板
埼玉県熊谷市 2020-06F - きどばん
2020/06/30 (Tue) 19:10:42
Re: 埼玉県熊谷市 2020-06F - きどばん
2020/06/30 (Tue) 19:15:38
スネグロオチバヒメグモ♀
産卵前らしく腹部が極度に膨張・・・こやつ何者?・・・と焦ってしまいました。
Re: 埼玉県熊谷市 2020-06F - きどばん
2020/06/30 (Tue) 19:31:15
ヤマシロオニグモ♀タイプ(♂亜成体)
いわゆるセジロ型。見られた二十数個体の中で変異型はこれのみでした。
Re: 埼玉県熊谷市 2020-06F - きどばん
2020/06/30 (Tue) 19:35:50
イサゴコモリグモ♂
足場が悪く移動スピードも尋常でないため取りあえず必死で捕獲。かなり変わった色合い・・・幼体かと思いました。
Re: 埼玉県熊谷市 2020-06F - きどばん
2020/06/30 (Tue) 19:53:32
キシベコモリグモ♀
前掲のイサゴコモリグモを別角度から撮った訳ではありません。別個体です・・・というか別種です。図鑑に載っている両種の写真をじっくり見ていると「違い」が見えてくるような気がしますが、実際には「全く同じ」としか言いようがない場合も少なからずあります。基本的斑紋パターンはあるのですが、色合いや濃淡により別種のように見えたりします。
サイズも生息環境も被っていることが多く、両種を外見のみで識別するのはかなり困難です。
Re: 埼玉県熊谷市 2020-06F - くも子
2020/06/30 (Tue) 21:04:16
【山梨県北杜市のクモ】
モリコモリグモ、ハタハリゲコモリグモ、アカギメキリグモ、ホオジロハエトリ、ツユグモ、シモフリヒシガタグモ…たくさんの珍蛛たちの今をありがとうございました。
【埼玉県熊谷市のクモ】
ヤミイロカニグモのおっ母さん、けなげで殊勝ですね。
スネグロオチバヒメグモ、和名大賞候補ナンバーワン?
イサゴコモリグモ、キシベコモリグモ…一時、個体数が減少しても
ちゃんと姿を見せてくれる…素晴らしいです。
(クモ蟲サイトの話題に相応しからざるひと言をお許し下されたく。2020年6月、わずか4カ月で一千万人が感染、50万人が尊い命を失いました。クモたちは「ヒト・ヒト濃厚接触」なんて言葉さえ知る由もないところでしっかり生きている。サピエンス側としては「ともに生き残ること」を願いたいのですが…分かりませんね。)
足立区の逞しき生き残り組みを…
(200624東京都足立区)
Re: 埼玉県熊谷市 2020-06F - きどばん
2020/07/01 (Wed) 21:21:32
> 足立区の逞しき生き残り組みを…
これコレ!!
いかにもくも子さんらしい写真・・・ありがとうございます!
外雌器はヨーロッパに生息する Arctosa stigmosa に酷似、♂触肢はクロココモリグモ A. subamylacea に酷似する謎のArctosa sp. は絶滅(地域的に)したものと思われます。元来広大な荒野の中でほんの一握りの特殊な環境下でしか見られなかった極めて少数の個体群・・・その生息環境は完全壊滅状態・・・まったく「いそうな感じ」がありません。スズキコモリグモもかなり怪しい・・・私が数個体見つけた場所は今ではすべて水の底です。多くの個体が見られたカワラコゲチャハエトリの姿はなく、石起こしをすれば必ず見つかったカワラメキリグモすら見当たりません・・・まあ、この辺りは個体数は少なくなかったので時が経てば復活するとは思いますが。「永遠」などあり得ない・・・様々な意味で『覚悟』が必要ですね。人もクモも・・・クモや他の野生動物は先天的に悟っているのでしょうけど。
Re: 埼玉県熊谷市 2020-06F - 隠れファン
2020/07/04 (Sat) 12:46:35
きどばんさんとくも子さんの..哲学的な会話、入っていいものか?と思ったのですが..。ヾヾ
ちょっとだけ失礼します。m(__)m
ウチの共生者?(共生蜘蛛)です。(´◇`)b
たぶん、ん十年前から、代々?居ついてくれている気がします。
気に入ってくれていると、少しうぬぼれています。(^-^;)ゞ
何かの災害が有った時、もしかすると、クモたちは、ヒトやヒトに伴うものに付いて、どこかに移り住んで行ったかもしれません。
気が付かない共生..だったりして..。
この場所は、もしかすると、今後、新しくて珍しいクモたちに出会えるチャンスの場かも?
スミマセン、勝手な事言ってます。m__mゞゞ
Re: 埼玉県熊谷市 2020-06F - きどばん
2020/07/04 (Sat) 21:47:17
> もしかすると、今後、新しくて珍しいクモたちに出会えるチャンスの場かも?
そうですよね。こっそり期待しています。
台風11号 ← ×
台風19号 ← 〇
Re: 埼玉県熊谷市 2020-06F - くも子
2020/07/10 (Fri) 07:40:51
> 外雌器はヨーロッパに生息する Arctosa stigmosa に酷似、♂触肢はクロココモリグモ A. subamylacea に酷似する謎のArctosa sp. は絶滅(地域的に)したものと思われます。元来広大な荒野の中でほんの一握りの特殊な環境下でしか見られなかった極めて少数の個体群・・・その生息環境は完全壊滅状態・・・まったく「いそうな感じ」がありません。
深く心を痛めておられるきどばんさんの心境に言葉がありません。
今回の熊谷詣でに至る記述を、「Arctosa sp.」というタイトルで詳報がなされた昨年2019/05/11まで遡ってみました。
・2020/02/16(2019/10/24の記事の引用)Arctosa sp.♂の写真(190530撮影)
・埼玉県熊谷市201912M(2019/12/26のご投稿)広い石河原に何もいない、イサゴコモリグモ♀がみつかった。
・埼玉県熊谷市201910E-II(2019/11/23のご投稿)5月にここで捕まえた小さなコモリグモが成長(たぶん亜成体)の写真、スズキコモリグモのようですね。
・埼玉県熊谷市201910E(2019/11/05のご投稿)身の毛がよだつような荒廃した河川の様子。スズキコモリグモやArctosa sp.が観られた場所、小石が積もって小山状に…生きものの気配がない。わずかにイサゴコモリグモ幼体をみつけた(写真)。
・埼玉県熊谷市201910E(2019/10/24のご投稿)アライトコモリグモ♀、ヒノマルコモリグモ♀、フジイコモリグモ幼体(各々の写真)少し胸をなでおろしました。
・埼玉県熊谷市201910B(2019/10/23のご投稿)仔グモたちを背負ったウヅキコモリグモ♀(季節のズレが…)、ネコハグモが捕まえた巨大な獲物の平均棍が写っていますね。
・熊谷201905E(2019/06/07のご投稿)ヒノマルコモリグモ♀、チビコモリグモ♂、キクヅキコモリグモ♀、スズキコモリグモ分散幼体(写真)、ナミコモリグモ♀、(ここでも、カガリビコモリグモによく似て一回り大きなArctosa sp.とか…と言及されていますね。)
・熊谷201905Mvol.2(2019/05/26のご投稿)スズキコモリグモ♀卵のう、イサゴコモリグモ♀卵のう(各々写真)
・熊谷201905M(2019/05/26のご投稿)カラコモリグモ♂
・附)多摩川汽水域(2019/05/17のご投稿)カコウコモリグモ♀&♂大田区・笹薮にいた…とあります。
・Arctosa sp.1904E埼玉県熊谷市河川敷(2019/05/11のご投稿)体長9mm♀(写真)&外雌器(写真)
【解説】外雌器形状は一見クロココモリグモに似るが中央隔壁等が大きく異なる。2♀が同様なので形状変異ではないと思われる。♂パルプもカガリビコモリグモ・クロココモリグモ・カワベコモリグモと異なる。
・附)カラコモリグモ談義(2019/04/23くも子の投稿)千葉県外房・慕情…きどばんさんのルーツなど。
・附)クサチ最新2019(2019/04/15くも子投稿)
・ぐったり熊谷201904M(2019/04/16のご投稿)アライトコモリグモ♀(写真)、スズキコモリグモ♂(写真)
荒川の上流部・熊谷市の回復・復活を願うばかりです。
秋ヶ瀬の隣接淡水池”道満(どうまん)”の現況を知りません。広大な面積の筈、少し気になっています。荒川の増水時に緩衝地の役割を持たせ残してあるはずですが。昔ツバメチドリの好ポイントだった頃、何度かチャリで…クモを探したことは無いですけど。
Re: 埼玉県熊谷市 2020-06F - きどばん
2020/07/12 (Sun) 03:34:20
> 昨年2019/05/11まで遡ってみました
その時々の「勢い」で書いているので深堀りされると色々矛盾点が・・・(笑)
> 荒川の上流部・熊谷市の回復・復活を願うばかりです。
> 秋ヶ瀬の隣接淡水池”道満(どうまん)”の現況を知りません。
「元に戻る」ことはあり得ないので・・・新たに対応していきます。
鳥たちは「新たな対応」が迅速ですよね。
Re: 埼玉県熊谷市 2020-06F - 隠れファン
2020/07/12 (Sun) 13:21:32
>色々矛盾点が・・・(笑)
矛盾点が、多様なクモの生き方を示しているような..。
同じクモでも、住む場所によって生き方が違ったら、面白い発見と思いますし、
生き残れる可能性度が分かる気が..。o(^◇^)/〃〃
Re: 埼玉県熊谷市 2020-06F - くも子
2020/07/12 (Sun) 15:59:51
> 「元に戻る」ことはあり得ないので・・・新たに対応していきます。
クモの”種分化”のスピード、他に比べハエトリグモ類は早いらしいという話を、ハエトリ先生にお聴きした記憶があります。生活史の違い、変化しやすい生息環境の違い…といった要素などにもかかわりがあるのでしょうか。コモリグモ達の場合は?
そのような研究報告はおそらくたくさんはないかも?ですね。
> 鳥たちは「新たな対応」が迅速ですよね。
誠に小さな身体で、年に二度越冬地と繁殖地の間を南北に旅を重ねる渡り鳥の生き方に共感しロマンを感じ、まっしぐら…の日々でしたけれど。
ハクチョウ類などは親子連れで渡りをするが、シギチドリの多くは、子育てに目途がつき次第、親たちはヒナを置いて先に越冬地への旅を始めますね。ヒナたちは初めての長旅を自力で越冬地まで旅をします。このような厳しい掟を守って健気に生きている…そういった強さが「新たな対応」の迅速さ…に繋がっているのかもしれないですね。
彼らが時に、サピエンスや家畜などに害を及ぼすことがあるウイルスを運んでいる…といったデータに接する機会が増加するに及んで、いささかグラッと来ていますけど。
> 生き残れる可能性度が分かる気が
ウゥゥゥム…