クモ蟲画像掲示板

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奥山の小型クモ - 錦田

2024/07/23 (Tue) 00:42:07

前回はお世話になりました。
またしても自力で調べても見当が付かず、ご意見を賜りたく存じます。

2024/07/21、宮城県、比較的奥山(標高500mほど)の湿った谷沿い、大型セリ科植物(エゾニュウ?)の葉をめくるとしばしばこのクモがいました。
体長は3mmほどです。

生きたまま捕獲しケースの外から撮影したため、この写真では同定が難しいかもしれませんが、何かご意見頂けますと幸いです。
必要でしたら細部の撮影を試みますが、訳あって今は活かしておく必要があり、いったんこの生態写真で何か分かるかなと思いまして送らせて頂きます。
よろしくお願いいたします。

Re: 奥山の小型クモ - きどばん

2024/07/23 (Tue) 20:12:09

パッと見はキララシロカネグモ幼体のようですが・・・
「ケースの外から撮影」のためか、体表テクスチャーにやや違和感があります。
クモに刺激を与えて体色変化が見られればキララ幼体だと思いますが・・・腹背を直接写したもの、および背甲形状・腹部腹面の斑紋が分かる写真が撮れれば参考になります。

Re: 奥山の小型クモ - 錦田

2024/07/23 (Tue) 20:48:49

きどばん様

早速ありがとうございます!大変助かります。
キララシロカネグモは自分で調べていて一旦候補に浮上しましたが、斑紋や体格がちょっと違うか~と候補から外しておりました。幼体ということであれば体格については納得がいきそうです。

体表に違和感ありということで、やはり直接撮影する必要がありますね。
実は当方、クモが生理的には大の苦手でして、興味関心からそれを我慢して調べております都合上、直接生きたクモの細部を観察するには幾分手間がかかると思います。
少々お待ちいただけますと幸いです。

Re: 奥山の小型クモ - 錦田

2024/07/23 (Tue) 23:20:39



詳細な撮影を試みましたが、こちらでいかがでしょうか。
ケースを振って刺激を与えてみましたが、明らかな体色変化は見られませんでした。一応腹部背面の模様が脈々と動く様子は観察できましたので、動画に残しておきました。

ちなみに今朝、脱皮殻がありましたので、今思えばやはり幼体だったのですね。そういうわけで、今回の写真は最初の写真から1度脱皮した後のものということになります。

以上、改めてよろしくお願いいたします。

Re: 奥山の小型クモ - きどばん

2024/07/24 (Wed) 21:05:42

> ケースを振って刺激を与えてみましたが、明らかな体色変化は見られませんでした。

キララシロカネグモは主に草本に造網するので、強風により網全体が大きく揺れることも多い・・・ので、ケース全体を振っても反応しないかもしれません。直接クモを突いたり、網から引き離したりしないと。
ご投稿頂いたようなクモは野外で何度か見かけていますが、「キララシロカネの幼体だろうな」という判断でスルーしてしまい写真には収めていませんし、飼育して実際に成体にしたことはないので断言はできませんが…やはりキララシロカネグモ幼体のようです。サイズや腹部腹面の状態から、成体になるまであと2~3回脱皮する必要があると思われます。

※添付画像はテネラル状態のキララシロカネグモ。腹背後方の一対の明確な黒点が特徴。

Re: 奥山の小型クモ - きどばん

2024/07/24 (Wed) 21:13:22

種の特定より問題なのは添付画像赤丸内に見える「異物」です。
正常な幼体では、このような「異物」は見られません。
まだ小さいし、私は専門外なので断言できませんが「異物」はクモヒメバチの一種の幼虫である可能性があります。もしそうであるなら、このクモは成体になる前に食い尽くされてしまう可能性が高いです。
「冬虫夏草の調査をしております」「訳あって今は活かしておく必要があり」・・・ということは、このクモが何らかの菌を保持しているということでしょうか?
もし貴重な試料であるなら早めに対策をとっておかないと・・・
Xのアカウントをお持ちであるなら、↓ こちらの方に相談されるのがベストかと。
https://x.com/Reclinervellus

Re: 奥山の小型クモ - 錦田

2024/07/24 (Wed) 21:44:50

色々ご丁寧にありがとうございます!
ひとまずキララシロカネグモとしておき、このまま可能な限り飼育観察してみようと思います。

…と言いたいところでしたが、この異物は私も気になっておりましたがやはりクモヒメバチ幼虫が疑われるのですね。
ある特定の菌がこのクモに寄生するかどうかを調べようとしておりまして、菌寄生以外の原因で死亡されては困るという事情でした。
ご紹介頂いた寄生バチに詳しい方への相談等、何かしら検討してみます。
ありがとうございました。

Re: 奥山の小型クモ - 錦田

2024/07/25 (Thu) 18:51:47

ご紹介頂いた方に相談してみたところ、キララシロカネグモへのヒメバチの寄生は初報告で、場合によっては新種のハチの可能性すらあるとのことでしたので、今回は先方に本個体を送付して研究に役立てて頂く運びとなりました。
予想外の展開となりましたが、ヒメバチの新しい知見が得られるかもしれない貴重なサンプルを提供できたこと、嬉しく思います。
それも元はきどばん様のおかげです。この度はありがとうございました。

クモ生の冬虫夏草 - 錦田

2024/07/11 (Thu) 05:08:37

初めて投稿させて頂きます。
当方、冬虫夏草の調査をしております。
ある寄生菌が特定のグループのクモに寄生するかどうか等を調べており、クモの同定が必要なのですが、自力ではこれといった答えにたどり着けず困っております。
お力添え頂けますと幸いです。

2024/07/05、宮城県、里山の針広混交林で発見しました。
アオキの葉裏に付いていたものです。
体長は6mmほどです。

触肢の撮影も行いましたが、不慣れでして良い出来では無いかもしれません。
同定に必要な情報が十分含まれていないかもしれず申し訳ありませんが、属ないし科くらいの分類群でもあたりが付けば大変助かりますので、ご意見をお聞かせ頂ければと思います。
よろしくお願いいたします。

Re: クモ生の冬虫夏草 - 錦田

2024/07/11 (Thu) 05:09:39

横からの写真

Re: クモ生の冬虫夏草 - 錦田

2024/07/11 (Thu) 05:10:57

左の触肢

Re: クモ生の冬虫夏草 - 錦田

2024/07/11 (Thu) 05:35:54

なお、自分でインターネット上で調べた限りではナガイヅツグモが似ているのでは?と思ったのですが、図書館でナガイヅツグモの触肢を調べたところ今回の個体のものとは特徴が異なる様子だったため、行き詰ってしまいました。

Re: クモ生の冬虫夏草 - きどばん

2024/07/11 (Thu) 22:10:56

錦田さんにご投稿頂いた写真に、ほぼ同じ方向から撮ったツルサキフクログモ♂ 体長5㎜程度の写真を並べてみました。
生息環境・体長・体型・背甲形状、そして単眼の並び方からフクログモの一種である可能性が高いです。

Re: クモ生の冬虫夏草 - 錦田

2024/07/11 (Thu) 22:38:44

きどばん様

早速のお返事ありがとうございます。
大変助かりました!
確かにアップして頂いたフクログモの写真はそっくりですね。

フクログモ科のクモからこのたぐいの寄生菌(Gibellula属といいます)が発生した報告は、少なくとも私は確認したことがありませんので、今回教えて頂いたことは私にとって貴重な情報となりました。

あとはまた触肢の絵合わせをしてみて、なにフクログモになりそうかをできるだけ調べてみたいと思います。
改めてこの度はありがとうございました。
今後また同様の事情でご意見を伺いたいことがあるかもしれませんが、その時はよろしくお願いいたします。

Re: クモ生の冬虫夏草 - きどばん

2024/07/11 (Thu) 22:48:33

追伸
触肢形状ですが、①の生殖球そのものが全体的に収縮・変形しており、種の同定には使用できません。
ただ、②の先端が尖った曲線状に伸びているものは栓子のようなので、これの位置と方向である程度種が絞れます。
フクログモ♂は③の脛節に特徴的な突起が見られることが多いです。しかし、ご投稿頂いた写真では明確な突起が確認できません。
栓子の位置と方向・目立たない脛節突起・全体的見た目がナガイヅツグモに似ている、ところからヤハズフクログモである「可能性」があります。
もしヤハズフクログモであるなら、④の先端部分が尖ります。ただ、この辺りのクモでも未記録・未記載のものが多くあるようなので、もし先端が尖っていたとしても生殖球全体が確認できないと「種」まで落とすことはできません。

Re: クモ生の冬虫夏草 - 錦田

2024/07/11 (Thu) 23:18:51

なるほど・・・。なんだかいびつな形をしているなとは思いましたが、菌の影響で変形してしまっていたんですね。
種同定までは厳しいということですので今回はフクログモ科の一種としておこうと思いますが、せっかく教えて頂きましたのでもう一度脛節突起を意識して観察してみます。
色々とご丁寧にありがとうございました。

Re: クモ生の冬虫夏草 - 錦田

2024/07/12 (Fri) 03:44:07

脛節突起を観察してみましたのでご報告いたします。
我が家の環境および私の技術だとこれが限界でしたが、なんとか見ることが出来たと思います(赤丸部分)。
確かに目立たない小さな尖りがあるようですので、ヤハズフクログモの可能性はあるといったところでしょうか。
今後現場付近でヤハズフクログモの生息が観察できれば、多少はその可能性も上がるのかもしれませんね。
それでは失礼いたします。

たびたびよろしくお願いします - 万葉 URL

2024/07/08 (Mon) 20:21:07

コガネグモと思うけれどどうでしょうか

Re: たびたびよろしくお願いします - 万葉 URL

2024/07/08 (Mon) 20:22:48

こちらもよろしく。
おにぐもの仲間だと思うけれど如何ですか。

Re: たびたびよろしくお願いします - きどばん

2024/07/08 (Mon) 23:28:46

上はチュウガタコガネグモ♀成体もしくは亜成体、下はヤマシロオニグモ幼体です。ヤマシロオニグモは斑紋パターンが多数あるので慣れないと分かりませんが、チュウガタコガネグモは腹背前方の黄色帯が中央で丸く途切れるのが特徴です。

Re: たびたびよろしくお願いします - 万葉 URL

2024/07/08 (Mon) 23:46:32

回答ありがとうございます。
ややこしいものですね。

教えてください - 万葉 URL

2024/07/03 (Wed) 08:59:48

何となく撮った画像なのでこれしか無いのですが、
ただのゴミか、トリノフンダマシかわかりません。
どちらでしょうか。よろしくお願いいたします。

Re: 教えてください - きどばん

2024/07/03 (Wed) 23:00:02

ご投稿頂いた画像の「ただのゴミ」みたいなものの左側に大顎の先端が見えるので・・・クサカゲロウ科の塵乗せ型幼虫の一種と思われます。千葉大の研究者が作成し公開している検索表を用いれば、頭部斑紋で種を絞れます。
https://www.h.chiba-u.jp/lab/insect/neuro/neuroptera/chrysopidae/kensakuL.pdf

十数年前、東京都練馬区の石神井公園で下記サイトを参考に10種ほど確認したことがあります。頭部斑紋だけでなく、種によって生息環境・好みの獲物・背に載せるもの・卵の産み方等が異なり・・・結構ハマっていました(笑)
https://www.h.chiba-u.jp/lab/insect/neuro/neuroptera/chrysopidae/comparison.html

※添付画像は左:アミメクサカゲロウ、右:クロヒゲフタモンクサカゲロウ

Re: 教えてください - 万葉 URL

2024/07/04 (Thu) 08:30:19

お世話かけてありがとうございます。
取り敢えずではなく、丁寧に撮っておかなければいけませんね。反省です。

お教えください - そら

2024/06/21 (Fri) 16:33:35

撮影日:2022年11月22日
撮影地:東京都目黒区
体長:4㎜程度
生息環境:樹林の多い公園
いた場所:クヌギ林の林床の枯れ枝付近
引き続きよろしくお願いいたします。名前をお教えください。

Re: お教えください - きどばん

2024/06/21 (Fri) 18:30:45

サラグモ科のクモだと思いますが、難しいです。
パッと見た感じはタテヤマテナガグモとかに似ていますがサイズが・・・体長:4㎜程度というのは実測でしょうか?

Re: お教えください - そら

2024/06/21 (Fri) 21:10:39

すみません。体長は実測ではなく感覚でした。
屋外の撮影で、余裕がなく計測できませんでした。何か良い方法はありますでしょうか。

Re: お教えください - きどばん

2024/06/22 (Sat) 21:08:34

> 体長は実測ではなく感覚

それが「普通」ですよね(笑)

> 屋外の撮影で、余裕がなく計測できません

それも「当然」です。
差し当たりパッと見た時の印象で対応できる「ものさし鳥」ならぬ「ものさし蜘蛛」を作るとか・・・
https://benesse.jp/kosodate/201506/20150602-1.html
小さいクモならカタオカハエトリ♂3mm程度、チビアカサラグモ2mm程度等々。

また、クモを見たとき直接測ることが難しくても、撮ったクモがいた場所(枝先・地表等々)に後から定規を当てて撮影し、クモの背景にあるものと定規の背景にあるものを比較して体長を割り出すとか。

私的によく使っている小道具としては、以前100均で買ったデンタルミラーの裏側に定規仕様のカードリフィルの目盛り部分を張り付けたものがあります。
ミラー部分は地表近くや塀際に網を張っているクモの背面を見るのに用い、その裏側に付けた目盛りでサイズを把握したりしています。
また、一旦捕獲するケースにも目盛りの切れ端を入れておくとか。これならクモにさほど負担を与えず計測してリリース出来ます。

左上:地表近くに網を張ったタイリクウズグモ腹面
右上:その下にデンタルミラーを入れて写したもの
左下:捕獲ケース内
右下:体長2mm弱のコゲチャオニグモ(多分)幼体

Re: お教えください - そら

2024/06/24 (Mon) 16:24:01

「ものさし蜘蛛」の設定などの工夫、お教えいただきありがとうございました。
デンタルミラーは早速試してみようと思います。
※カタオカハエトリ、きれいですね! いつもの公園で探してみます。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。 

お教えください - そら

2024/06/21 (Fri) 15:48:54

撮影日:2022年12月10日
撮影地:東京都目黒区
体長:5㎜程度 ×←体長は未計測でした。
生息環境:樹林の多い公園
いた場所:松林の林床の落ち葉内
いつもありがとうございます。名前をお教えください。よろしくお願いいたします。

Re: お教えください - きどばん

2024/06/21 (Fri) 17:50:03

シモフリヤチグモ幼体っぽいです。

※添付画像は体長13mm程度のシモフリヤチグモ♀

Re: お教えください - そら

2024/06/21 (Fri) 21:21:35

申し訳ございません。体長は未計測でした。
シモフリヤチグモは、この公園でははじめての記録です。ご検討ありがとうございました。

お教えください05 - そら

2024/06/21 (Fri) 16:49:51

撮影日:2024年5月19日
撮影地:東京都目黒区
体長:7㎜程度
生息環境:樹林の多い公園
いた場所:林縁のヤブジラミの花(結実)に止まる。
不鮮明な写真で申し訳ございません。シャコグモでしょうか。

Re: お教えください05 - きどばん

2024/06/21 (Fri) 18:40:15

角度的に体型を把握しにくいかもしれませんね。
キンイロエビグモ♂っぽいです。

Re: お教えください05 - そら

2024/06/21 (Fri) 20:49:38

同じ個体で、更に角度的に悪い画像ですがもう1枚アップします。再度発見しましたら、体形等がわかるように撮影したいと思います。ご検討ありがとうございました。

Re: お教えください05 - そら

2024/06/21 (Fri) 21:02:49

キンイロエビグモは、2023年2月15日に、今回の場所のすぐ近くのケヤキ樹皮下に越冬していました(写真)。そうであれば、この場所には比較的見られるクモかもしれません。

お教えください - そら

2024/06/16 (Sun) 11:29:55

撮影日:2024年6月10日
撮影地:東京都区内←目黒区内
体長:3㎜程度
生息環境:樹林の多い公園
いた場所:林内に落ちた、朽ち枝上
移動中腹から糸を出してぶら下がったりしていました。名前をお教えください。

Re: お教えください - きどばん

2024/06/16 (Sun) 21:31:36

体型的に何かの幼体だと思うのですが・・・
何でしょうね・・・思い浮かびません。
何か分かったら改めて投稿します。

Re: お教えください - きどばん

2024/06/21 (Fri) 17:45:52

すみません、分かりません。
1箇月ほど経って同じ場所で似たようなクモを見かけたら、再度写真を撮ってアップして頂けるとありがたいです。

Re: お教えください - そら

2024/06/21 (Fri) 20:27:26

幼体は識別が難しいのですね。幼体かどうかの判断もできず申し訳ございません。同じ場所で似たクモが見つかりましたら、ここにアップさせていただきます。ご検討ありがとうございました。

名前をお教えください - そら

2024/06/14 (Fri) 12:08:28

撮影日:2024年6月11日×←12日でした。
撮影地:東京都区内←目黒区内
体長:3㎜程度
生息環境:樹林の多い公園
いた場所:林内に落ちた朽ちた枝上
左右の第一脚を挙げて3分ほど留まっていました。名前をお教えください。

Re: 名前をお教えください - きどばん

2024/06/14 (Fri) 19:49:02

ニッポンオチバカニグモ♂と思われます。
http://kumomushi2.web.fc2.com/n_o/nippon_ochibakani.htm
挙げて頂いたような環境の落葉層等に潜んでいることが多く、直接見かけることは少ないかもしれませんね。
クモには全身に感覚毛があり、特に第一脚は重要な役割を果たしているようです。♀の存在を示す「何か」を傍受しようとしていたのではないかと・・・私見ですが。

Re: 名前をお教えください - そら

2024/06/14 (Fri) 20:23:26

ニッポンオチバカニグモ、見たかったクモの一つでした。第一脚はアンテナのような働きもするのですね。落葉の下の秘めた営みを垣間見た感じです。ご回答ありがとうございました。

お教えください - ryujumihou URL

2024/06/04 (Tue) 00:48:03

これは、クモでしょうか、それとも、ザトウムシの一種でしょうか? 名前をお教えください。

Re: お教えください - ryujumihou URL

2024/06/04 (Tue) 00:49:49

別の角度からのものです。赤いものはダニの一種だと思いますが。

Re: お教えください - きどばん

2024/06/04 (Tue) 01:24:17

ザトウムシの一種です。種名は分かりません。
赤いのはご推察通りタカラダニの一種ですが・・・
ネット検索等で出てくる種名が本当に正しいのかは私には判断できません。
お役に立てずすみません。

Re: お教えください - ryujumihou

2024/06/04 (Tue) 21:50:48

ありがとうございます。ザトウムシ類を詳しく調べてみたいと思います。

東京都府中市 2024-05B - きどばん

2024/05/13 (Mon) 19:31:09

身近な場所でも100種以上⁉ クモを探して遊んでみよう
https://midori-ikimono.com/2024/05/03/mushisagashi-kumo-2024/
↑ この記事を先に見ていれば1日100種に挑戦したのですが・・・

写真左上から・・・イナズマハエトリ バラギヒメグモ ムナボシヒメグモ ヤガタアリグモ マミジロハエトリ ササグモ アリグモ ギンメッキゴミグモ ハリゲコモリグモ ヨツデゴミグモ エキスハエトリ クサグモ(ニッコウクモヒメバチの卵付き) ゴミグモ クマダハナグモ コクサグモ チュウカカニグモorヤミイロカニグモ チャイロアサヒハエトリ カグヤヒメグモ キハダエビグモ マダラヒメグモ トラフカニグモorセマルトラフカニグモ マダラフクログモ アオオニグモ ネコハエトリ トガリアシナガグモ ヤハズハエトリ ドヨウオニグモ コカニグモ イナダハリゲコモリグモ デーニッツハエトリ ネコグモ ウロコアシナガグモ メガネヤチグモ ヤミイロオニグモ シロスジショウジョウグモ(雌雄問わず、幼体含む)
※見たけど撮らなかった・撮れなかった・・・オオヒメグモ ヤマトフトバワシグモ カタオカハエトリ シラホシコゲチャハエトリ ヤマシロオニグモ ウヅキコモリグモ アシナガグモ イオウイロハシリグモ 

時期にもよりますが、広めの自然公園でもルッキングのみで見つかるのは50種前後でしょうかね。
林床落葉層シフティング、草地スウィーピング、枝先・茂み等のビーティング、石・倒木起こし、樹木名プレートめくり、柵・ガードレール・石垣・公衆トイレ等人工物の探索等々を含めれば「一人で1日100種」も可能かと・・・散策箇所の「原状復帰」を大原則として。

Re: 東京都府中市 2024-05B - きどばん

2024/05/14 (Tue) 20:16:25

アオオビハエトリとワカバグモが抜けていました。

Re: 東京都府中市 2024-05B - きどばん

2024/05/14 (Tue) 20:31:59

腹背にほとんど赤色班が見られないウロコアシナガグモ♂。時折見られます。テネラルの可能性もありますが・・・時間をかけて確認したことはありません。
さしあたり赤色班が見られないからエゾアシナガグモ、と決めつけることはできません。

Re: 東京都府中市 2024-05B - きどばん

2024/05/14 (Tue) 21:10:01

アオオニグモ♀
後方から見たほうが青味(緑)が増します。
住居から出そうとすると飛び降りますが、しっかりと命綱を持っています。見失ったら無理に探さず、10分くらい別の場所を回ってくれば元の位置に戻っています。

Re: 東京都府中市 2024-05B - きどばん

2024/05/14 (Tue) 21:19:04

アオオニグモ♂
本種の♂が住居みたいなところにいるのは初めて見ました。変な感じです。

Re: 東京都府中市 2024-05B - きどばん

2024/05/17 (Fri) 23:59:06

左:今年5月初旬東京都府中市
右:2018年4月下旬東京都八王子市

オオクマヤミイロオニグモは山間でよく見られます。私がよく行っていた八王子市のフィールドではオオクマヤミイロしか見られませんでした。かなり稀ですが府中市ではヤミイロオニグモが見られます。府中市でオオクマヤミイロは見たことありません。
両種は斑紋パターン・色合いの濃淡など、同様の色彩変異があり、背面のみでの識別は極めて困難です。が、千国図鑑に載っている通り、腹面の黄色斑形状(赤丸内)により識別できます。これは亜成体でも通用します。※それ以前の幼体は見たことないので分かりません。

サラグモ科 - 蜘蛛が好き

2024/05/12 (Sun) 13:28:03

今月、北関東の平地の遊歩道で見つけました。
図鑑でどれも腹部模様が一致しなかったのですが、
一番近いのがシロブチサラグモかな、と思いました。
合っておりますでしょうか?
宜しくお願いいたします。

Re: サラグモ科 - きどばん

2024/05/12 (Sun) 19:30:48

シロブチサラグモで合っていると思います。白色部の過多には変異が多いですが「基本パターン」範囲内です。
この辺りのサラグモ類は側面や腹面にも特徴が見られるので、可能であれば様々な角度から撮っておいた方が後々役立ちます。コガネグモ科やアシナガグモ科のクモでも「生息環境」と「腹面斑紋」のみで「種を推測」出来ることが多いです。

Re: サラグモ科 - 蜘蛛が好き

2024/05/13 (Mon) 12:44:41

有難うございます。
画像や補足、とても勉強になりました。
お陰様で、ますます蜘蛛が好きになりました。
今度見つけたら、側面や腹面の撮影トライしてみようと思います。

Re: サラグモ科 - きどばん

2024/05/13 (Mon) 19:26:39

×過多 → ○多寡

アカイロトリノフンダマシ幼体? 白石泰志

2024/04/28 (Sun) 00:48:39

アカイロトリノフンダマシの幼体でしょうか?こちらのウェブにも似たような個体が掲載してありました。色彩変異型でしょうか?
2024年四月下旬、島根県隠岐の島町です。

Re: アカイロトリノフンダマシ幼体? - きどばん

2024/04/29 (Mon) 00:31:11

ご推察通りと思われます。
色合いが微妙なので、成熟したらどのような配色になるかは分かりません。結構ばらつきがあるので、見たことのない色合いになるかもしれませんね。

卵嚢 - 蜘蛛大好き

2024/02/25 (Sun) 13:24:56

壁付近で蜘蛛の卵嚢を見つけました。
オオヒメグモかなと思ったのですが、中央にいる本体は別の蜘蛛のように見えます。
卵嚢の種類のご教授をよろしくお願いいたします。

Re: 卵嚢 - きどばん

2024/02/25 (Sun) 20:00:03

オオヒメグモで合っていると思います。
オオヒメグモは色合いの変異が多く、淡い体色の個体は斑紋がかなり不明瞭になることもあります。
※添付画像は淡色のオオヒメグモ♀

細蟹屋さんのサイト ↓ でも見られますね。
https://spidersasagani.blogspot.com/2019/01/blog-post_37.html

卵のうもオオヒメグモのもの、右側2つは穴が開いているので出のう済みのようです。環境や餌条件等にもよりますが、連続的に卵のうを作る個体もいます。

Re: 卵嚢 - 蜘蛛大好き

2024/02/26 (Mon) 16:34:52

ありがとうございます。
オオヒメグモは色合いの変異が多いという事、とても参考になりました。
採集禁止ゾーンということもあり、引き続きこのまま見守ろうと思います。

クモヒメバチ - きどばん

2024/01/25 (Thu) 02:01:47

https://twitter.com/Reclinervellus/status/1749818614675632404

高須賀氏の力作・・・すごい!!
私が撮った写真も数枚載せてもらっています.

ナノポアシークエンサー - きどばん

2024/02/01 (Thu) 17:52:23

TV番組にクモ糸の研究者が出演されていました.
https://www.nhk.jp/p/zero/ts/XK5VKV7V98/episode/te/Z5M8ZJ7362/#program
クモ糸タンパク質について
https://www.kyoto-u.ac.jp/sites/default/files/2021-07/210727-numata-80a44482aec57aa4d4353510b5ecdd97.pdf

クモ糸のタンパク質についてなど私にはまったく分かりませんが・・・
何種類ものタンパク質に一瞬にして構造的変化を与え多様な糸を繰り出す・・・
やはりクモはすごい!

名前を教えてください 杉山美樹

2024/01/15 (Mon) 17:07:37

庭の木にいた蜘蛛です。
名前を教えていただきたいと思い投稿しました。よろしくお願いいたします。
2024/1/15 沖縄県西表島船浦です。

Re: 名前を教えてください - きどばん

2024/01/16 (Tue) 01:00:24

ホシスズミグモと思われます.
最近の記録は調べていませんが,日本では西表島でしか見つかっていないはずです.
関東以南に広く生息(西表島にも)する,外見のよく似た近縁のスズミグモとは腹部背面の白斑形状・並び方等で見分けられる・・・と思います.かつて両種は混同されていたこともあり,生殖器形状により確実に「ホシスズミグモ」と同定されたと思われる個体の背面写真がネット上にほとんど見当たらない・・・ネット検索して調べても納得出来ないかもしれませんね.
興味を持たれたらこちら ↓ をご覧になって下さい.
https://www.jstage.jst.go.jp/article/asjaa/59/1/59_1_31/_article/-char/en
慣れていないと何が書かれてあるか分からないかもしれませんが,写真が載っているので参考になると思います.ホシスズミグモの「ホシ」は白い斑紋形状を星に例えてるのではないかと・・・推測.

※添付画像は極めて近縁な種であるスズミグモ
日本で唯一スズミグモとホシスズミグモが生息する西表島・・・どのようにすみ分けているのか興味深いです.

Re: 名前を教えてください 杉山美樹

2024/01/16 (Tue) 09:26:39

丁寧な説明をありがとうございました。西表で見られる蜘蛛なんですね、
このようなものもありました。(写真)
綺麗な蜘蛛に会えて良かったです。

Re: 名前を教えてください - きどばん

2024/01/17 (Wed) 19:43:22

> このようなものもありました。

かなり黒っぽいですが卵のうかもしれませんね.

先に挙げた論文では日本(西表島)のホシスズミグモの記録は♂は6月のみ,♀は12月のみです.
たまたまその月に採集者が当該地を訪れたから,ということかもしれませんが・・・
それに対しスズミグモ♀の採集記録は8月が最も多く,最も遅い記録が11月.
また,こちら ↓ のページで記録されている通り,スズミグモ♀成体が多くみられるのは8-9月,秋口には産卵・出のうして,久米島でも11月にはほとんど見られなくなってしまうようです.
http://kumomushi2.web.fc2.com/s_s/suzumigumo.htm
各地の気候条件とか生態的に競合する種の有無等により変わってくると思いますが,スズミグモとホシスズミグモは基本的に繁殖期が異なっているのかもしれませんね.
「庭の木にいた蜘蛛」ということなので・・・このクモの今後の記録がネット上で見られることを期待しています.

ニシキオニグモ 上原健

2023/10/05 (Thu) 16:49:34

群馬県嬬恋村の標高900mのところで黄色いオニグモを見つけました。ネットを検索してニシキオニグモにたどり着いたのですが、裏面のオレンジ色がポイントだと言うので戻って撮影しました。

Re: ニシキオニグモ 上原健

2023/10/05 (Thu) 16:54:04

表面です

Re: ニシキオニグモ - きどばん

2023/10/06 (Fri) 00:11:06

ご推察通りニシキオニグモのようですね。
オニグモの仲間は色合い・斑紋に変異が多いのですが、ニシキオニグモは毛並みにも個体差があります。

※白毛の美しい個体 2018年9月 山梨県にて

Re: ニシキオニグモ 上原健

2023/10/10 (Tue) 15:11:30

きどばん様

ありがとうございます。毛並みにも個体差があるということは、個体識別ができるということですね。おもしろいですねえ。

イオウイロハシリグモですか? - 佐渡國蟲士

2023/09/14 (Thu) 19:19:05

こちらで毎度お世話になっております。
また教えていただきたいです。

写真のクモについてです。
イオウイロハシリグモでしょうか?

新潟県佐渡市の山間部でみかけました。
撮影は9月頭
体長は測りませんでしたが、おそらく2.5cm前後かと。

イオウイロハシリグモですか?2 - 佐渡國蟲士

2023/09/14 (Thu) 19:20:16

同じ個体をアップで撮ったものです。

イオウイロハシリグモですか?3 - 佐渡國蟲士

2023/09/14 (Thu) 19:21:24

さらに拡大してみました。

Re: イオウイロハシリグモですか? - きどばん

2023/09/14 (Thu) 21:49:21

> イオウイロハシリグモでしょうか?
> 新潟県佐渡市の山間部

凄い色合いですね!!
背景の雰囲気から渓流近くでしょうか?
既知種であるならアオグロハシリグモの可能性が高いです。
イオウイロほどではないですが、色彩変異が多い種です。
以下3地点近辺は佐渡島でのアオグロハシリグモ生息確認地です。
※谷川明男・宮下 直 2017. 佐渡島のクモ類採集記録. Kishidaia, 111:55-73. より
37°57'08.4"N 138°24'46.3"E  37.952333, 138.412861
38°16'41.1"N 138°30'12.7"E  38.278083, 138.503528
38°00'22.1"N 138°15'36.5"E  38.006139, 138.260139

上記生息地とは大きく異なる生息環境であるのなら、未記録・未記載種の可能性があります。

ありがとうございます! - 佐渡國蟲士

2023/09/15 (Fri) 00:38:06

きどばん様

詳細な情報ありがとうございます。
大変参考になりました。
派手な色彩だったので目を引きました。
標高の高い山の棚田の上に続くアスファルトの舗装道路の上を歩いていました。山から湧き出た水がその道路を横断して流れていました。渓流もすぐ近くにありました。
場所はお示しいただいた地点の1番目(北緯37度のヤツ)に結構近いですね。

Re: イオウイロハシリグモですか? - きどばん

2023/09/16 (Sat) 21:06:39

> 標高の高い山の棚田の上に続くアスファルトの舗装道路の上を歩いていました。山から湧き出た水がその道路を横断して流れていました。渓流もすぐ近くにありました。

ありがとうございます。やはりアオグロハシリグモである可能性が高いですね。
ただ、本州で確認されていないヘリジロコモリグモが生息する島ですから・・・ちょっと調べてみたいです。
予定では来年・・・遅くとも再来年そちらに伺うつもりでいます・・・それ以上先にすると生きているかどうか分からないので(笑)
その3大目的は・・・
1.ヘリジロコモリグモを見たい
2.イソコモリグモとタイリクミズコモリグモを同所的に見たい。
3.カワベコモリグモ及びクロココモリグモの隠蔽種的存在であるショウジコモリグモの生息確認

イソコモリグモとタイリクミズコモリグモが同所的に生息しているのは日本で・・・というかイソコモリグモが日本固有種だとすると「世界中で佐渡島のみ」ということになります。
★谷川明男 2012. 韓国イソコモリグモ探蛛行. Kishidaia, 101:11-14.
「現時点でイソコモリグモの生息が確認されているのは,本州日本海側の島根県西部から青森県まで,北海道全周,千島列島南部,本州太平洋側の青森県と茨城県である(岩手県で発見されていた個体群は大津波によって絶滅してしまった).ミトコンドリアCOI遺伝子の解析では,島根県から鳥取県あたりの集団の遺伝子多様度がもっとも高く,祖先的な集団であるらしいという結果が出ている.イソコモリグモ発祥の地は島根県なのであろうか.ほんとうに日本海の大陸側沿岸にはいないのであろうか.」
「ほとんどの海岸でタイリクミズコモリは発見したが,イソコモリはついに発見することはできなかった.どうやらイソコモリは日本海の日本列島側の沿岸固有種である公算が高くなった.もうひとつ気になったのは,日本でもタイリクミズコモリが見つかってはいるが,主に河原から発見されており,海岸でイソコモリと共存している場所は知られていない.ひょっとするとこの両者は同一地点で共存することはできないのかもしれない.」
★谷川明男 2013. 佐渡島にもイソコモリグモがいた. Kishidaia, 102:24.
「数年前,イソコモリグモを探しに島南西部の素浜(そばま)を訪れたのだが,イソコモリグモは見つからず,かわりにタイリクミズコモリグモを発見した.それで,佐渡島でのクモ調査の一環としてタイリクミズコモリグモの生息密度の調査をめざしていたのだが,今回はタイリクミズコモリグモが見つからず,イソコモリグモが見つかった.」

アオグロハシリグモとショウジコモリグモの生息環境はかなり異なるのですが、時間が許せば佐渡國蟲士さんが撮影されたものと同様の外見個体を探してみようかと思っています。

大雪山高山帯 2023-07M 続き - きどばん

2023/08/25 (Fri) 17:35:10

風衝地で見かける真っ平な石(添付画像左)。玄武岩質安山岩の板状節理がもたらしたものかと。
https://gbank.gsj.jp/seamless/v2/viewer/?center=43.6713%2C142.9214&z=13&marker=35.8623%2C138.8227
https://www.jstage.jst.go.jp/article/ajg/2012s/0/2012s_100264/_article/-char/ja/
柱状節理は溶結凝灰岩の大規模なそれが層雲峡一帯で見られますし、地質・地形等をとり上げたドキュメンタリー番組や「ぶらたもり」にもよく登場するのでお馴染みですが、板状節理はやや馴染みが薄い・・・一般の方々に関連があるのは鉄平石ですかね。大きなマンションのアプローチ床面に張り詰められていたりします。添付画像右は緑岳中腹で見かけた板状節理の露頭。

Re: 大雪山高山帯 2023-07M 続き - きどばん

2023/08/25 (Fri) 17:37:21

大雪「鉄平石」の下にて・・・アシマダラコモリグモ幼体(多分)を捕えていたイサゴワシグモ幼体(多分)

Re: 大雪山高山帯 2023-07M 続き - きどばん

2023/08/25 (Fri) 17:43:41

左上から・・・何とか撮れたウスバキチョウ、すごい勢いで石の間に潜り込んだコヒオドシ、シワムネキボシゾウムシ?、なぜかカメノコテントウ。

Re: 大雪山高山帯 2023-07M 続き - きどばん

2023/08/25 (Fri) 18:00:04

チングルマ、キバナシャクナゲ、アオノツガザクラ、コエゾノツガザクラ(多分)

Re: 大雪山高山帯 2023-07M 続き - きどばん

2023/08/25 (Fri) 18:03:33

エゾタカネツメクサ(多分)とアシマダラコモリグモ幼体(多分)

Re: 大雪山高山帯 2023-07M 続き - きどばん

2023/08/25 (Fri) 18:14:44

アシマダラコモリグモの食性の一部が載っている海野和男氏のサイト
https://www.goo.ne.jp/green/life/unno/diary/200206/1025096749.html

Re: 大雪山高山帯 2023-07M 続き - きどばん

2023/08/25 (Fri) 18:32:59

人生初のテント泊・・・の予定でしたが「山の神」が降臨していたためテント場閉鎖、山小屋泊となりました。
山小屋泊ならザックも軽くて済んだのに・・・
草地から雪渓に入った時、母熊は気持ちよさそうにダイブしました(右上)。小熊らもじゃれあって楽しそう。
↓ こちらの親子です。
https://www.yamakei-online.com/yama-ya/detail.php?id=2578

Re: 大雪山高山帯 2023-07M 続き - きどばん

2023/08/25 (Fri) 18:34:58

滞在中9割以上ガスガスで青空は一時的に覗く程度でしたが、極めて非日常的な世界を堪能できました。

大雪山高山帯 2023-07M - きどばん

2023/08/16 (Wed) 15:09:50

ダイセツサラグモ♀
本種の写真が載っているのは千国図鑑だけですかね。白斑形状に若干の変異がありますが、斑紋で他種と識別出来そうです。

注:このスレッドに掲載するクモの撮影地はすべて特別保護地区なので、種名は外見・サイズと生体生殖器写真等を基に文献※と照らし合わせての暫定的同定です。
※保田信紀. 2003. 大雪山高山帯のクモ類. 層雲峡ビジターセンター研究報告, 23.
※須黒達巳 2022. ハエトリグモハンドブック 増補改訂版. 文一総合出版.
※小野展嗣(編).2009. 日本産クモ類.東海大学出版会.

Re: 大雪山高山帯 2023-07M - きどばん

2023/08/16 (Wed) 15:28:33

イサゴワシグモ♀
デカっ!・・・トラフワシグモより大きい!

Re: 大雪山高山帯 2023-07M - きどばん

2023/08/16 (Wed) 15:40:59

ダイセツカニグモ
石下で卵のうを保持していた♀(上)と石上にいた同亜成体(下)

Re: 大雪山高山帯 2023-07M - きどばん

2023/08/16 (Wed) 15:44:52

卵のうを保持するタカネコモリグモ♀
淡色タイプ、ウヅキコモリグモに似ています。

Re: 大雪山高山帯 2023-07M - きどばん

2023/08/16 (Wed) 15:50:52

卵のうを保持するシベリアメキリグモ♀
典型的無紋メキリグモの外見・・・背面写真のみでの同定不可能。

Re: 大雪山高山帯 2023-07M - きどばん

2023/08/16 (Wed) 15:53:47

ホッポウヤドカリグモ♂
近縁種とは外見で識別可能かもしれません。

Re: 大雪山高山帯 2023-07M - きどばん

2023/08/16 (Wed) 15:59:23

ユキガタハエトリ♂
これは一目瞭然。普通に撮れたと思っていましたが後から見たらブレブレ・・・最近こんな写真が激増しています。

Re: 大雪山高山帯 2023-07M - きどばん

2023/08/16 (Wed) 16:09:07

エゾコモリグモ♂
北海道では平地から高山帯まで生息していますが、平地における「うじゃうじゃいる」感はありません。

Re: 大雪山高山帯 2023-07M - きどばん

2023/08/16 (Wed) 16:15:48

コゲチャハエトリの一種(多分)幼体
この辺りはほとんど分かりません。

Re: 大雪山高山帯 2023-07M - きどばん

2023/08/16 (Wed) 16:39:14

アシマダラコモリグモ♂
千国図鑑に載っている♂写真は腹部がやや内側に反っているため確認できませんが、腹背斑紋に特徴があります。

※参考サイト
https://shikisaisa.exblog.jp/5690961/

Re: 大雪山高山帯 2023-07M - きどばん

2023/08/16 (Wed) 17:21:14

アシマダラコモリグモ幼体
色合いは多様ですが、背甲の基本的斑紋パターンは上段2枚のような楔形タイプと中・下段4枚のような白毛による菱形が入るタイプの2パターンに大別できます。腹背斑紋も背甲斑紋とシンクロしているようです。千国図鑑に載っている♀は菱形タイプで、クモCDに載っているのは楔形タイプですね。日本のコモリグモでこれほど多様な外見を持つ種は他にないと思います。


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